忍者ブログ

フランス美的生活通信

~フランス流心地よい暮らしとは? ナチュラルで、美しく健康的な暮らしを目指す日記です~
  •  
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  •  

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

果物は皮ごといただきます

果物が美味しい季節になりましたが、栄養たっぷりの皮、捨ててはいませんか? 私は新鮮な果物は出来るだけ皮ごと食べるように心がけています。皮といっても、パイナップルやバナナの様な硬く食用に向かない皮はもちろん無理ですが (-_-;。皮が薄く柔らかいブドウ、桃、スモモ、ネクタリン、アプリコット、イチジク、リンゴ等は皮は剥かないでそのままいただきます。

フランス美的生活通信田舎・くだもの

果物の皮にはたくさんのビタミン、食物繊維、ポリフェノール、カリウムが多く含まれているんですね。果物と一緒に皮もいただくと・・

ビタミンで肌がきれいになる。
食物繊維で便秘が解消される。
ポリフェノールでがんを予防、老化を防止出来る。
カリウムで高血圧を予防する。

・・と体に良いことづくめですね。

最近の果物は低農薬で気になりませんが、どうしても気になる場合は、塩をこすりつけながらしっかり洗うと良いと思います。

果物のジュースは製造過程でビタミンが壊れ糖分が気になるので、ジュースはあまり我が家では飲みません。ちょっと疲れた時や、おやつに果物を皮付きで食べています。蒸し暑い夏には甘すぎるジュースやアイスクリームよりも、ビタミンたっぷり、おいしい旬の果物で夏バテを乗り切りませんか?

PR

捨てないフランス人と捨てる日本人

お店の紙袋やお菓子の空き箱、古い洋服、壊れそうな古い電化製品・・捨てますか? 捨てませんか? フランスでは、圧倒的に「捨てない」人が多いと思います。日本では部屋を整理させる為に、必要の無い物は捨て、処分していく事が良いと認識されている様に思います。ところが、フランス人は物を捨てることを嫌がります。彼等は「捨てる」ということに抵抗があります。

フランス人はケチなんでしょうか? 私は彼等には「物を大事にする」という精神があるから捨てないんだと思うのです。多くのフランス人はとにかくなんでも壊れるまで使います。壊れても修理してまた使います。

例えば、飛行距離が10万km超の車であれば、日本では、そんな中古車は手放して、新しい車に乗り換えようという話になると思います。フランスでは、車にどんな故障がでようと、メンテ費用がかかろうと、バッテリーやモーターを買い換えながら、なんとか20万~30万kmまで乗る、乗ろうとするフランス人が未だに多いのです。

フランスの田舎のおばあちゃんの家を訪れると、20~30年前のテレビや洗濯機、掃除機等があったりします。食器やテーブル、椅子になると、50年や100年になる物もあったりします。フランスの一般家庭に50~100年ものの食器や家具が普通にあるのは、単純に地震や災害の機会が少ないから、ということもありますが、最も大きな理由は「古い物ほど良い、素晴らしい」と考えているからでしょう。テレビや掃除機も、故障を直しては使い、直しては使い・・いつの間にか20年経っていたという感覚です。

古い物を大切にする。これは、古いものが新しいものより美しい、素晴らしい・・と思われているからこそ存在する考え方です。そしてその「捨てない」考え方は、ゴミが減り、私達の暮らす環境にも良い筈です。

フランス美的生活通信田舎の景色

古いものは捨て、新しいものが良いとする日本。
新しいものより、古いものが良いとするフランス。

それでも、どうしても古いものを手放したくなる時があります。そういう時でさえも、フランス人は捨てません。 まだまだ使える物を捨てるのはやっぱり心が痛むのです。 そこで彼等は、自分の要らない物を誰かが使ってくれたら・・と思い、

蚤の市や個人アノンスで売ったり
リサイクルショップに出したり
知人や他人に譲ったり
寄付したり

と、なるべく物を捨てない方法を考えます。そこまでしても貰い手が見つからない場合は最後にはゴミとして出されます・・・・が、粗大ゴミ処理場でさえも、捨てる筈だった家具の引き出しの一部や車のバッテリーを見つけ「これ下さい」と貰っていく人がいます。

古い物は、もしかすると新しい物よりもずっと魅力的です。そういえば、私の田舎の実家(日本)には、30年以上も昔からあるナショナル(現在のパナソニック)の扇風機があります。夏にしか使われないものの、30年経った今でも全く一度も壊れず愛用されてます。そして、その昭和レトロなデザインが現在では新鮮で、なんだかとても可愛らしい。

どうせ長く使うなら、安い物を買って捨てる、のではなく、高くても良い物を買って、長く愛用し続ける・・という考え方が私は好きです。

フランスの田舎の家を、是非一度ご覧になってみませんか?
「捨てない」フランス人が住む街はとても美しく、古き良きものに沢山巡り合えることでしょう。

美肌の秘訣は黒いベール

パリ・ロワシー空港が勤務地ということから、世界中からの様々な人々と毎日接しています。そして様々な国の人を観察しているうちに、あるひとつのことに気付きました。それは、ある国の女性の肌の美しさです。

そのある国というのはサウジアラビアの女性。彼女達は頭の先から足の先まで、アバヤと呼ばれる黒いベールで全身を覆われています。職業柄、そのベールの下に隠れた素肌を拝見することがあるのですが、彼女達の陶器の様な美しい肌には本当に驚かされます。それも、10~20代の女性だけでなく、40を過ぎたと思われる女性でも色白で、きめこまやかで美しい肌をしている方が多い。

サウジアラビアといえば、年間気温は平均して30度、夏に至っては40度は当たり前という灼熱の地。全身はベールで包まれることによって、恐らくその様な過酷な気候と紫外線から守られているのでしょう。 海に入る時でさえもベールで全身を包み、彼女達が公に肌を見せることは無いと聞きます。 

ベールによってこそ彼女達の美肌があるのかもしれません。ですが、別に私は彼女達のあの黒いベールを肯定するつもりはありません。否定をするつもりもありません。その国の文化ですから…。 日本でさえも、その昔は女性は毎日着物を着て、現在の様に肌を露出して歩くなんてことは考えられなかった時代もあった筈です。その国の文化を私は否定するつもりはありません。 

女性の人権が軽視されているとの声がありますが、確かに欧米の視点から見るとその通りだと思います。 サウジ女性が仕事に就くことは許されない。男性と同様の権利は無い(女性からは離婚を言い出す権利が無い等)。ただ、だからといって彼女達が必ずしも不幸ということでは無いと思います。私の目には、小さな女の子をあやして遊んでいるお父さんとお母さんがいる、ごく普通の幸せそうな一家が多い。離婚でもめて家族バラバラになってゆく欧米よりも、もしろ家族を大事にする家庭が多い様に感じる時がある。

女性に対する差別意識が無くなり、彼女達が黒いベールを脱いでその美しさで世界中を魅了する日が来ることを願っています。

シェルタリングスカイ

アロマテラピーで元気になる~ユーカリプタスオイル~

最近アロマテラピーに興味があります。きっかけは、フランス人のおばあさんから教えてもらったユーカリプタス・エッセンシャルオイル。体調を崩して、頭痛・鼻づまり・くしゃみで悩んでいたんですが、ユーカリプタスの芳香成分が問題を解決してくれました。自然の力って凄いですね。なるべく風邪薬や薬に頼らず自然の力で体を元気に出来るのが一番です。


ユーカリプタスオイル

このユーカリオイル、我が家では色々な用途に利用します。
特に風邪を引いた際は、数滴香りをしみ込ませたハンカチを携帯して、時折ハンカチを鼻に当て直接吸入します。スーッとして、呼吸が楽になります。

子供が風邪を引いて鼻づまりになった昨年の冬、子供部屋にディフューザー又は加湿器を置き、夜にユーカリオイルを微粒子にさせ空気中に拡散させていました。この蒸気吸入も効果がありました。

スプレーに数滴加え、ベッドリネンや枕カバーにスプレーするのも、除菌・虫よけ対策になります。又、そのリラックスした香りで安眠出来、一石二鳥だなと思っています。ユーカリプタスオイル、他にも色々利用方法がある様ですね。

皆さんもお気に入りのエッセンシャルオイルありますか?


【アロマオイル/エッセンシャルオイル】 デイリーディライト/ユーカリプタス 10ml/精油100%
【メール便なら送料100円】デイリーディライト アロマオイル100%ピ...

家づくりは幸せづくり

自分達の暮らす家は、出来る限り心をこめて、大切につくりたいと思っています。というのも、最近、娘のお友達、Aちゃんから電話があり、彼女のご家族と彼女達が暮らしていた家を思い出したからです。

娘の知人のAちゃん(8歳)とご家族は、私達家族からははるかに遠い、ヴァンデ(Vendée~ロワール地域)で暮らしています。引っ越すまでは、我が家と同じパリから60kmの田舎で暮らしていました。

今は幸せそうなご家族も、引っ越す前までは大変辛く、苦しい生活を送られていたと思います。元大工の父親は、仕事中の事故に遭って以来、下半身麻痺状態になり、ずっと失業中。障害があるのにも関わらず障害者としては国に認定されなかった。子供は4人。その家族全員を母親ひとりがスーパーのパート収入で必死に支えていた。父親の失業保険の給付期限が切れ、生活苦に陥っていた中、突然、長男が仕事の作業中、機械に体を吸い込まれ亡くなられ・・・その悲しみの大きさは計り知れなかったと思います。

その悲しみと絶望の中、彼等が住んでいた家が、彼等の人生を変えるきっかけになりました。 10年程前に当時2万ユーロで購入て暮らしていた小さな納屋が、2年前に8倍の値段、16万ユーロで売れたんです。長年の年月を経て少しづつ自分達で心を込めてリフォームしていき、納屋を家として完成させたところ、驚く程に資産価値が上がり、高値で売却出来たんですね。

家

そして彼等は、親戚の住むヴァンデへ引っ越し、海からそう遠くない大きな田舎の家を8万ユーロで現金一括購入した。失業中だった父親は、今は海の近くで見張りの仕事を見つけ、母親も、スーパーでまた働きだしたそう。家族全員、自然に囲まれながら、経済的にも安定して、今はとても幸せに暮らしている。本当に良かった・・。

人生は分からない。
どんなにどん底にあっても絶対に諦めてはいけないと思う。
心を込めて造ったマイホームは、いつか絶対に人を幸せにしてくれると思ったからです。

[08/30 Marie]
[08/27 bubu_maje]
[08/23 Marie]
[08/23 Marie]
[08/16 Marie]

HN:
Jardin Bleu
性別:
女性
職業:
航空会社地上職
趣味:
美術・写真・QUEENを聴くこと
自己紹介:
仕事と子育てに忙しいフランス在住の30代。ちょっとしたアイデアで幸せになれるフランスでの美的生活術を綴っています。

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]