フランスの幼稚園の子供達、1890~1900年頃といわれる写真と1世紀以上経った現在の幼稚園の子供たちの写真を比べてみました。
当時は、幼稚園からでも男女別々に分けていたのですね。ワンピースを着させられたお行儀良さそうな当時の女の子達と比べ、今の女の子達はスニーカーにズボン、やんちゃな男の子と一緒に遊び学びます。男の子相手にケンカだってします。現在の幼稚園の先生といえば比較的優しそうですが、この時代の先生はなんだかとても厳格に見えます。
こうやって昔と今の写真を比べるとはっきりするのですが、現在の子供達は昔と比べて大きくなっています。栄養状態が良くなったのでしょうか。下は4歳の娘のmoyenne section(年中組)の写真なんですが、4~5歳の学級とはいえ、6歳に見える体格の大きい男の子や女の子もいます。
こうやって昔と今の写真を比べるのはおもしろいですね。
写真一枚からその背景の歴史や状況が伝わってくるからです。
フランスの昔と今・・また別の機会に写真を比べてご紹介してみたいと思います。